「八」を含むことわざ
全27件
朝寝八石の損
あさねはちこくのそん
朝寝坊は万事につけて損が多いというたとえ。一石は百升で約百八十リットル。
当たるも八卦当たらぬも八卦
あたるもはっけ あたらぬもはっけ
占いは当たることもあれば、当たらない場合もある。占いの結果をあまり気にするなということ。「八卦」は易占いのこと。
一か八か
いちかばちか
運を天に任せて思い切ってやってみること。
嘘八百
うそはっぴゃく
やたらに嘘をつくこと。また、まったくのでたらめであること。「八百」は数が多いことの意。
江戸は八百八町大坂は八百八橋
えどははっぴゃくやちょう おおさかははっぴゃくやばし
江戸は町の数が多く、大阪には橋が多くて、どちらも町並みが広くにぎわっているということ。「八百八」は実数ではなく、数の多さを表す。
鬼も十八番茶も出花
おにもじゅうはち ばんちゃもでばな
器量が悪くても、年ごろになれば誰でも娘らしい魅力が出てくるということ。鬼の娘でも18という年ごろになれば娘らしくなるし、安い番茶も入れたては香りがよくおいしいという意から。
十八番
おはこ
その人の最も得意とすること。歌舞伎の市川家のお家芸の「十八番」の台本を箱に入れて秘蔵するという意から。
借りる八合済す一升
かりるはちごう なすいっしょう
人から物やお金を借りたら、少し多めに返すか、お礼を添えて返すのが常識であるというたとえ。「済す」は、返済すること。八合借りたら、一升にして返せという意から。
木七竹八塀十郎
きしちたけはちへいじゅうろう
木を切るには七月、竹を切るには八月、土塀を塗るのは十月が適しているということ。月はいずれも陰暦で、人名のように語呂をあわせて覚えやすくしたもの。
狐七化け狸は八化け
きつねななばけ たぬきはやばけ
狐は七つのものに化けることができるが。狸は八つのものに化けられる。狐より狸のほうが化けるのは上手だということ。「狐の七化け狸の八化け」ともいう。
客人一杯手八杯
きゃくじんいっぱいてはちはい
客に酒を一杯すすめる間に、主人が手酌で酒を八杯飲むということ。酒好きの人が客にかこつけて酒を飲むことにもいう。
口も八丁手も八丁
くちもはっちょう てもはっちょう
話も上手で、することも達者なこと。「八丁」は巧み・達者の意。
首振り三年ころ八年
くびふりさんねん ころはちねん
尺八は、首を振りながら吹けるようになるのに三年かかり、ころころというよい音を出すのには八年かかるということ。何事を成すにも、それ相応の修練が要るというたとえにもいう。
小言八百愚痴千粒
こごとはっぴゃくぐちせんつぶ
ささいな小言や愚痴など、言っても仕方がないことを延々と言う人のことを評した言葉。
虚無僧に尺八
こむそうにしゃくはち
必ず付いているもののたとえ。
三五の十八
さんごのじゅうはち
計算が合わないことや見込み違いのたとえ。
七細工八貧乏
しちざいくはちびんぼう
なんでもできるような器用な人は、一つの事に専念できずに、どれも中途半端になり、結局は貧乏するということ。「七細工」は器用のこと。「八貧乏」は「七細工」に調子を合わせて言った言葉。「八細工七貧乏」ともいう。
十七八は藪力
じゅうしちはちはやぶぢから
男は十七、八歳の頃には、薮竹を引き抜くほどのばか力が出るということ。
二八の涙月
にっぱちのなみだづき
二月と八月は商売が低調で、苦しい月だということ。
二八余りは人の瀬越し
にはちあまりはひとのせごし
十六歳頃は、人生を左右する大事な時期であるということ。「二八」は十六歳、「瀬越し」は重大な時期のこと。
二八月は船頭のあぐみ時
にはちがつはせんどうのあぐみどき
二月と八月は、海が荒れて舟が出せない日が多いので、船頭も困るということ。
八細工七貧乏
はちざいく しちびんぼう
なんでもできるような器用な人は、一つの事に専念できずに、どれも中途半端になり、そのためにかえって貧乏するということ。「八細工」は器用のこと。「七貧乏」は「八細工」に調子を合わせて言った言葉。「七細工八貧乏」ともいう。
腹八分に医者要らず
はらはちぶにいしゃいらず
満腹ではなく腹八分目くらいにすれば、健康でいられるということ。
三つ指目八分
みつゆび めはちぶ
正しい行儀作法のこと。お辞儀をする時は親指・人差し指・中指の三本の指を床について頭を下げ、物を運ぶ時は目の高さより少し低くして両手で差し上げるのが正しい作法とされるところから。
桃栗三年柿八年
ももくりさんねんかきはちねん
芽が出てから実が成るまでに、桃と栗は三年、柿は八年かかるということ。また、何事も相応の年数がかかることのたとえ。このあとに「枇杷(びわ)は九年でなりかねる」「柚は九年になりかかる」「梅は酸いとて十三年」などと続けてもいう。
八百長
やおちょう
勝負事において真剣に争っているように見せかけて、実は前もって打ち合わせており、その通りに勝敗を決めること。囲碁の対局で手加減を加えた「八百屋長兵衛」の名からと言う。
やけのやん八
やけのやんぱち
やけくそになることを人名めかして言った言葉。