「様」を含むことわざ
全10件
嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる
うそをつくとえんまさまにしたをぬかれる
嘘をつくと、死んでから地獄の閻魔大王に悪い舌を抜かれる。だから嘘をついてはいけないと、子どもを戒めたことば。
売家と唐様で書く三代目
うりいえとからようでかくさんだいめ
初代が苦労して残した財産も、三代目にもなると没落し、家を売りに出すような羽目になるが、その「売家」と書いた札の文字は唐様(中国風)でしゃれている。仕事をしないで道楽三昧をする人を皮肉ったもの。
お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ
おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ
恋わずらいは、薬や温泉でも治せないというたとえ。
お釈迦様でも気がつくまい
おしゃかさまでもきがつくまい
誰も気がつかないだろうということを強調していう言葉。何でもお見通しのお釈迦様でも知らないという意から。「お釈迦様でも御存知あるまい」ともいう。
陰では王様の事も言う
かげではおうさまのこともいう
誰であろうと陰口を言われない者はいないということ。陰では王様でさえ悪口を言われるという意から。「陰では殿の事も言う」ともいう。
神様にも祝詞
かみさまにものりと
わかりきったことでも、黙っていては相手に通じないから、口に出して言うほうがよいというたとえ。いくら神様でも、お祈りの言葉を言わなければ願いは通じないという意から。
米の飯と天道様はどこへ行っても付いて回る
こめのめしとてんとうさまはどこへいってもついてまわる
どんな所でも太陽が当たるように、どこへ行っても食べることは何とでもなるということ。
魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよ
さかなはとのさまにやかせよもちはこじきにやかせよ
人には向き不向きがあるから、仕事をさせるときはそれにふさわしい人を選べというたとえ。魚はゆっくり火を通した方がいいので殿様のようにおっとりした人がよく、餅は何度もひっくり返しながら焼くので乞食のようにがつがつした人がいいという意から。「餅は乞食に焼かせよ魚は殿様に焼かせよ」ともいう。
所の神様ありがたからず
ところのかみさまありがたからず
自分の身近にあり、よく知っているものは、そのありがたみが薄いというたとえ。
餅は乞食に焼かせよ魚は殿様に焼かせよ
もちはこじきにやかせよさかなはとのさまにやかせよ
人には向き不向きがあるから、何かをさせるときは適任者を選べというたとえ。餅は何度もひっくり返しながら焼くので乞食のようにがつがつした人が適し、魚はゆっくり火を通した方がいいので殿様のようにおっとりした人がいいという意から。「魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよ」ともいう。