「病」を含むことわざ
全26件
後腹が病める
あとばらがやめる
物事が終わったあとも、出費がかさんだり、障害が生じて苦しむというたとえ。「後腹」は産後の腹痛のこと。子どもを生んだあとも、しばしば腹が痛むという意から。
一に看病二に薬
いちにかんびょう ににくすり
病気を治すためには、まず第一に行き届いた看病が重要で、薬はその次であるということ。
お医者様でも草津の湯でも惚れた病は治りゃせぬ
おいしゃさまでもくさつのゆでもほれたやまいはなおりゃせぬ
恋わずらいは、薬や温泉でも治せないというたとえ。
臆病風に吹かれる
おくびょうかぜにふかれる
臆病な気持ちになること。怖じ気づくこと。
臆病の神降ろし
おくびょうのかみおろし
臆病な者が神々に祈って加護を求めること。「神降ろし」は巫女などが神霊を呼び招く行為。
踵で頭痛を病む
かかとでずつうをやむ
見当違いの心配をするたとえ。
風邪は百病のもと
かぜはひゃくびょうのもと
風邪はあらゆる病気のもとであるから、用心が必要であるということ。「風邪は百病の長」「風邪は万病のもと」ともいう。
風邪は万病のもと
かぜはまんびょうのもと
風邪はあらゆる病気のもとであるから、たかが風邪と油断してはいけないということ。「風邪は百病の長」「風邪は百病のもと」ともいう。
食うに倒れず病むに倒れる
くうにたおれずやむにたおれる
食べることはなんとかなるが、病気になると治療費で財産を失うことになるということ。
恋の病に薬なし
こいのやまいにくすりなし
恋わずらいは病気ではないから治す薬はないということ。
仕事幽霊飯弁慶その癖夏痩せ寒細りたまたま肥ゆれば腫れ病
しごとゆうれいめしべんけい そのくせなつやせかんぼそり たまたまこゆればはれやまい
仕事は出来ないのに飯は山のように食べ、夏も冬の痩せていて、たまに太ったかと思えば病気にかかっている。怠け者の大食漢の多病をあざけった言葉。
七年の病に三年の艾を求む
しちねんのやまいにさんねんのもぐさをもとむ
事態が差し迫って慌てても間に合わないので、日ごろの心がけが大事だということ。七年もの間病気に苦しんだあとで、三年乾かさないといけない上等の艾を求めるということから。
知ったが病
しったがやまい
知らずにいれば何もなくてすんだのに、知ってしまったために病みつきになり失敗してしまうということ。
四百四病の外
しひゃくしびょうのほか
恋わずらいのこと。「四百四病」は人間のかかるあらゆる病気のことで、それ以外の病という意から。
四百四病より貧の苦しみ
しひゃくしびょうよりひんのくるしみ
人間のかかるあらゆる病気より貧乏のほうがつらいということ。
食後の一睡万病円
しょくごのいっすい まんびょうえん
食後のひと眠りはからだによいというたとえ。「万病円」は、万病に効果があるといわれた江戸時代の丸薬。
心腹の病
しんぷくのやまい
やっかいな敵のこと。「心腹」は胸と腹のことで、胸と腹の病は治しにくいことから。
他人の疝気を頭痛に病む
たにんのせんきをずつうにやむ
自分には関係のない物事で、いらぬ心配をすることのたとえ。「疝気」は漢方で腰・下腹部の病気のこと。他人の疝気を心配して自分が頭痛になるという意から。「隣の疝気を頭痛に病む」「人の疝気を頭痛に病む」ともいう。
同病相憐れむ
どうびょうあいあわれむ
同じような境遇や立場にある者は、互いの気持ちがよく理解できるから同情し合うということ。同じ病気の者同士は、その苦痛がわかるので互いに憐れみ合う意から。
人の疝気を頭痛に病む
ひとのせんきをずつうにやむ
自分には関係のないことで余計な心配をすることのたとえ。「疝気」は漢方で腰・下腹部の病気のこと。他人の疝気を心配して自分が頭痛になるという意から。「隣の疝気を頭痛に病む」「他人の疝気を頭痛に病む」ともいう。
目病み女に風邪引き男
めやみおんなにかぜひきおとこ
眼病で目がうるんだ女と、風邪をひいている男は色っぽく見えるということ。
持ったが病
もったがやまい
持たなければ何もなかったものをなまじ持ったばっかりに、いらぬ苦労をするということ。
病は気から
やまいはきから
病気は心の持ち方しだいで良くも悪くもなるということ。
病は口より入り禍は口より出ず
やまいはくちよりいり わざわいはくちよりいず
病気は飲食物と共に体の中に入り込み、禍は口から出る言葉によって引き起こされる。口は慎まなければいけないという戒めのことば。
病は治るが癖は治らぬ
やまいはなおるがくせはなおらぬ
病気は治療次第で治るが、身についた癖を治すのは難しいということ。
用心は臆病にせよ
ようじんはおくびょうにせよ
用心はし過ぎるということはない。臆病なくらいに用心せよということ。