「着」を含むことわざ

全13件

石に布団は着せられず
いしにふとんはきせられず
親が死んでからでは、したくても孝行はできないというたとえ。「石」は、墓石のことで、墓石に布団を着せても何の役にも立たないという意から。
親は木綿着る子は錦着る
おやはもめんきる こはにしききる
親は一生懸命働き質素に暮らして財産を築き、子はその苦労を知らずにぜいたくをして、親の財産を浪費するというたとえ。
替え着なしの晴れ着なし
かえぎなしのはれぎなし
いつもいい服を着ているが、それ一枚だけで他に着替えを持ってないことをいう。
笠に着る
かさにきる
権力のある者を頼みにしていばったり、勝手なふるまいをすること。
稼ぐに追い着く貧乏なし
かせぐにおいつくびんぼうなし
一生懸命働けば、貧乏に苦しむことはないというたとえ。「稼ぐに貧乏追い付かず」「辛抱に追い付く貧乏なし」「稼げば身立つ」ともいう。
借り着より洗い着
かりぎよりあらいぎ
人に頼ってぜいたくな暮らしをするより、自分の力で分相応な生活をするほうがいいというたとえ。人に借りた晴れ着より、洗いざらしでも自分の着物のほうがいいという意から。
京の着倒れ大坂の食い倒れ
きょうのきだおれ おおさかのくいだおれ
京都の人は衣装にお金をかけ、大阪の人はぜいたくな飲食をして、そのために財産をなくしてしまう人さえあるということ。
正直貧乏横着栄耀
しょうじきびんぼう おうちゃくえよう
正直者はその正直さゆえに貧乏な生活に甘んじているのに対し、押しが強くずる賢い者は成功して栄えるというたとえ。
先鞭を着ける
せんべんをつける
他の人より先に着手すること。一番に馬に鞭を入れるということから。
伊達の薄着
だてのうすぎ
着膨れを嫌がり、寒くてもやせ我慢して薄着をすること。
錦着ての奉公より襤褸着ての我が世
にしききてのほうこうよりつづれきてのわがよ
高価な着物を着られても、奉公人として人に頭を下げるより、たとえぼろ着でも自由な暮らしをしたいということ。
濡れ衣を着せる
ぬれぎぬをきせる
無実の罪を負わせることのたとえ。「濡れ衣」は濡れた衣服のことで、身におぼえのない罪をいうたとえ。
歯に衣着せぬ
はにきぬきせぬ
遠慮せずに思ったことを率直にいうことのたとえ。