日本で一般的に用いられている「書き順(筆順)」「書き方」の紹介・解説です。
こちらの練習帳は営利・非営利問わず無料でご利用いただけます。作成したファイル・印刷物の配布につきましても、別途許諾の必要はございません。教育や学習に幅広くお役立ていただけると幸いです。
漢字「抱」の意味:
1. 抱く(だく)
物を腕で包み込むように持つこと。
例:赤ちゃんを抱く。
文:母親は赤ちゃんを優しく抱いて眠らせた。
2. 抱く(いだく)
心の中に何かを持つ、または思いや感情を持つこと。
例:理想を抱く。
文:彼は将来の夢を抱いて、一生懸命勉強している。
3. 抱える(かかえる)
物を腕や体の側面に持つこと。または、問題や責任を持つこと。
例:荷物を抱える。
文:彼女は大きなバッグを抱えて駅へ向かった。
4. 命がけで抱える(いだく)
危険を承知で大切なものを守る、もしくは負うこと。
例:使命を抱える。
文:消防士は市民の安全を守るため、危険を抱えて火の中に飛び込んだ。
5. 考える(かんがえる)
特定の事柄について思索を巡らせること。
例:新しいアイデアを抱える。
文:私はこの問題にどう対処するかを深く考える必要がある。
6. 思う(おもう)
心の中で考えたり、感じたりすること。
例:希望を抱く。
文:彼女は未来に希望を抱いて、日々を過ごしている。
このように「抱」は、物理的な動作から抽象的な思考にまで幅広く使われる漢字です。