日本で一般的に用いられている「書き順(筆順)」「書き方」の紹介・解説です。
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漢字「漆」の意味:
1. うるし
- ウルシ科に属する落葉高木で、主に日本や中国に分布する。樹皮や葉にはアレルギー反応を引き起こす成分が含まれているため、取り扱いには注意が必要。主に日本では、漆を使った伝統的な工芸品や漆器が作られ、光沢のある美しい仕上がりが特徴。
例:漆器(うるしき)、漆塗り(うるしぬり)
文:漆器は高雅な装飾品として、贈り物に最適だ。
2.うるしの木からとった塗料
- 漆の樹液から得られる天然の塗料。耐水性や耐久性に優れ、主に漆器や家具の仕上げに使われる。乾燥すると硬化し、光沢が生まれるが、塗膜が完成するまで数ヵ月を要するため、熟練した技術が必要。
例:漆塗りの技術は古来より受け継がれてきた。
文:漆で塗られたテーブルは、年月が経つほどに味わい深くなる。
3. 川の名。漆水(うるしみず)
- 「漆」という名称がついた川のこと。地名として使用され、特定の地域に関連していることが多い。漆水は自然の美しさを保つ重要な水源となり、周囲の生態系に貢献している。
例:秋には漆水周辺で紅葉が見られる。
文:漆水は地域の人々にとって大切な飲み水の源である。
4. なな。ななつ。七の大字
- 数字の「七」を指すことがあり、特に音読みである「しち」や「なな」とも関連性がある。漢字で表す「七」は、日常生活やカレンダー、数え歌などでしばしば用いられる。
例:七夕(たなばた)、七色(なないろ)
文:子供たちは七夕に願い事を短冊に書き込む。