「外」を含むことわざ
全17件
当て事と越中褌は向こうから外れる
あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる
当てにしていた事は、相手の都合などで外れることが多いというたとえ。「当て事」は当てにしている事。「向こう」は身体の前、また、相手のこと。当てにしていた事は、越中褌と同じように、向こうから外れるという意から。「当て事は向こうから外れる」ともいう。
色は思案の外
いろはしあんのほか
恋愛は理性を失わせるから、常識や理屈ではとうてい理解できないということ。「恋は思案の外」「恋は分別の外」ともいう。
内で掃除せぬ馬は外で毛を振る
うちでそうじせぬうまはそとでけをふる
家庭のしつけが悪い子どもは、外に出るとすぐにわかるということのたとえ。飼い主の手入れの悪い馬は、外に出た時に毛を振って汚れを落とそうとするので、すぐわかるという意から。
家裸でも外錦
うちはだかでもそとにしき
どんなに苦しくても世間体を繕わなければ世の中をうまく渡っていくことはできないというたとえ。貧しくて家の中では裸同然の暮らしをしていても、外に出る時はきちんとした身なりをしなければならないという意から。
内弁慶外すばり
うちべんけいそとすばり
家の中では威張っているが外では意気地がない弱虫のこと。「すばり」は小さく縮こまること。
内孫より外孫
うちまごよりそとまご
同居している嫁が生んだ内孫よりも、嫁に行った娘が生んだ外孫のほうがかわいいということ。外孫は実の娘が生んだ子だからかわいく思われる、また、たまにしか会えないからかわいいともいう。
思い内にあれば色外に現る
おもいうちにあればいろそとにあらわる
心の中で思っていることは、自然と言動や態度にあらわれるということ。
兄弟牆に鬩げども外その務りを禦ぐ
けいていかきにせめげどもそとそのあなどりをふせぐ
普段は喧嘩ばかりしている兄弟も、外部から侮辱を受けると協力してこれを防ぐということ。「牆」は垣根、「鬩ぐ」は争う意。「牆に鬩ぐ」は垣根の中、つまり家の中で争うという意。「務り」は、「侮り」のこと。
外面似菩薩内心如夜叉
げめんじぼさつ ないしんにょやしゃ
外面は菩薩のようにやさしく美しいが、内面は夜叉のように邪悪で恐ろしい人のこと。仏教で、修行中の者が女性に心を動かされ、修行の妨げになることを恐れていった言葉から。「外面如菩薩内心如夜叉」ともいう。
恋は思案の外
こいはしあんのほか
恋は理性を失わせるから、そのなりゆきは、常識や理屈でははかりしれないということ。「色は思案の外」「恋は分別の外」ともいう。
酒外れはせぬもの
さかはずれはせぬもの
酒好きな人たちと一緒のときは、たとえ下戸でもほんの少しでも口をつけるものだということ。
四百四病の外
しひゃくしびょうのほか
恋わずらいのこと。「四百四病」は人間のかかるあらゆる病気のことで、それ以外の病という意から。
籌を帷幄に運らし勝ちを千里の外に決す
はかりごとをいあくにめぐらし かちをせんりのほかにけっす
計画や戦略の巧妙なことのたとえ。「籌」は計略、「帷幄」は幕を張りめぐらした本陣、「千里の外」は遠い場所の意。本陣で計略を練り、遠く離れた戦場で勝利するという意から。籌策を帷幄の中に運らし、勝ちを千里の外に決す」ともいう。
羽目を外す
はめをはずす
調子に乗って度を越すこと。「羽目」は馬の口に銜えさせる馬銜(はみ)が転じたものといわれ、この馬銜を外された馬が走り回る意から。
門外漢
もんがいかん
その事について専門家でない人や直接関係しない人。「門」はその道、「漢」は男のことで、門外の男という意から。
理外の理
りがいのり
普通の道理では判断することの出来ない難しい道理。「理外」は理屈だけでは説明のつかないことで、常識を超えた理の意から。
例外のない規則はない
れいがいのないきそくはない
どんな規則にも、それが適用しきれない事態が必ずあり、例外はつきものだということ。