「気」を含むことわざ

全36件

徒の悋気
あだのりんき
自分とは何のかかわりもない他人の恋を妬みやきもちを焼くこと。「徒」は無駄、「悋気」は嫉妬の意。
頭禿げても浮気はやまぬ
あたまはげてもうわきはやまぬ
年をとっても色気がなくならず、浮気心はおさまらないということ。
家鴨も鴨の気位
あひるもかものきぐらい
それほどでもない者が、高い気位を持っていることのたとえ。姿がよくない家鴨が、鴨の気位を持つという意から。
雨の降る日は天気が悪い
あめのふるひはてんきがわるい
あたりまえのこと、わかりきったことのたとえ。
色気と痔の気のない者はない
いろけとじのけのないものはない
人は誰でも似たり寄ったりだということ。痔で悩む人が多いことから、色気と痔の気の語呂を合わせて生まれたことわざ。
色気より食い気
いろけよりくいけ
色欲より食欲が上だということ。また、外観より内容を取ることにもいう。
牛を食らうの気
うしをくらうのき
幼い頃から大きな目標を持っていることのたとえ。虎や豹は、子どもの時から自分より大きな牛を食おうとするほどの激しい気性を持っているという意から。「食牛の気」ともいう。
浮気と乞食はやめられぬ
うわきとこじきはやめられぬ
悪い習慣はあらためにくいというたとえ。浮気も乞食も一度味をしめたらやめられないという意から。「浮気」と「乞食」の「き」を語呂合わせしたもの。
英気を養う
えいきをやしなう
いざという時に優れた能力を出せるよう十分に休養をとること。
お釈迦様でも気がつくまい
おしゃかさまでもきがつくまい
誰も気がつかないだろうということを強調していう言葉。何でもお見通しのお釈迦様でも知らないという意から。「お釈迦様でも御存知あるまい」ともいう。
蓋世の気
がいせいのき
意気がきわめて盛んなこと。「蓋」は覆い隠すという意。世の中を覆い尽くすほどの意気が旺盛だということから。
芥子は気短に搔かせろ
からしはきみじかにかかせろ
からしは手早くかかないと辛みがぬけるので、気の短い者に勢いよくかかせろということ。
気が置けない
きがおけない
気兼ねや遠慮の必要がなく親しく付き合えるようす。
気が利きすぎて間が抜ける
きがききすぎてまがぬける
気を利かせすぎて、肝心なところが抜けているということ。
聞けば気の毒見れば目の毒
きけばきのどく みればめのどく
聞けば聞いたで心を悩ませ、見れば見たで心を悩ませる。聞くもの見るものすべて煩悩の種となり気にかかるということ。
気の利いた化け物は引っ込む時分
きのきいたばけものはひっこむじぶん
長居する客や、なかなか引退せずに長く地位を占めている人を皮肉って言う言葉。気の利いた化け物は引き時を心得ているという意から。「化け物も引っ込む時分」ともいう。
気の毒は身の毒
きのどくはみのどく
「気の毒」は自分の気持ちの毒になることの意で、心配事は身体に悪いということ。
気は心
きはこころ
少ない量でも真心をこめているということ。贈り物をする時に使う言葉。
気脈を通じる
きみゃくをつうじる
互いにひそかに連絡をとって意志を通じ合うこと。「気脈」は、血液の通う道筋から転じて、考えや気持ちのつながりの意。
居は気を移す
きょはきをうつす
住む場所や地位によって、人の性格や考え方は変わるということ。
器量より気前
きりょうよりきまえ
器量がいいことより、気立てのいいことのほうが大事だということ。
浩然の気を養う
こうぜんのきをやしなう
物事にとらわれない、のびのびとした気持ちをつちかうこと。「浩然の気」は、天地にみなぎっている正しくておおらかな気のこと。
食牛の気
しょくぎゅうのき
幼い頃から大きな目標を抱いていることのたとえ。虎や豹は、子どもの時から自分より大きな牛を食おうとするほどの激しい気性を持っているという意から。「牛を食らうの気」ともいう。
人生意気に感ず
じんせい いきにかんず
人は相手の心意気に感じて行動するのであって、金銭や名誉のためではないということ。
他人の疝気を頭痛に病む
たにんのせんきをずつうにやむ
自分には関係のない物事で、いらぬ心配をすることのたとえ。「疝気」は漢方で腰・下腹部の病気のこと。他人の疝気を心配して自分が頭痛になるという意から。「隣の疝気を頭痛に病む」「人の疝気を頭痛に病む」ともいう。
月日変われば気も変わる
つきひかわればきもかわる
月日が経てば人の気持ちも変わる。人の心は定まったものではなく、変化していくということ。
同気相求む
どうきあいもとむ
気の合う者同士は、自然と寄り集まるということ。「同気」は同じ気質のこと。
人の疝気を頭痛に病む
ひとのせんきをずつうにやむ
自分には関係のないことで余計な心配をすることのたとえ。「疝気」は漢方で腰・下腹部の病気のこと。他人の疝気を心配して自分が頭痛になるという意から。「隣の疝気を頭痛に病む」「他人の疝気を頭痛に病む」ともいう。
平気の平左
へいきのへいざ
まったく平気で少しも同じないこと。平気の平左衛門の略。
病は気から
やまいはきから
病気は心の持ち方しだいで良くも悪くもなるということ。
夜上がり天気雨近し
よあがりてんきあめちかし
夜のうちに雨が上がり晴れた天気は、長く続かないということ。
陽気発する処金石も亦透る
ようきはっするところ きんせきもまたとおる
どんな困難なことでも、精神を集中すればできないことはないということ。「陽気」は万物が生じて活動しようとする気。その陽気が発生すれば、金属や石のように硬いものでも貫くという意から。
悋気嫉妬は女の常
りんきしっとはおんなのつね
女はやきもちを焼くものだということ。「悋気」はやきもちの意で「悋気」と「嫉妬」を重ねておもしろく言ったもの。
悋気せぬ女は弾まぬ鞠
りんきせぬおんなははずまぬまり
嫉妬しない女は、まるで弾まないまりのようで、つまらないということ。「悋気」は嫉妬の意。
悋気は女の七つ道具
りんきはおんなのななつどうぐ
やきもちは女の強力な武器だということ。「七つ道具」は武士が用いた七つの武具のこと。
悋気は恋の命
りんきはこいのいのち
やきもちを焼くのは、恋をしている証拠で焼かれなくなったらお終いだということ。