「破」を含むことわざ
全14件
雨塊を破らず風枝を鳴らさず
あめつちくれをやぶらず かぜえだをならさず
世の中が大平であることのたとえ。周公が中国を統治していた頃は天下泰平で、雨は静かに降って土のかたまりを壊さず、風は木の枝も動かないように静かに吹いたという故事から。
磯際で船を破る
いそぎわでふねをやぶる
物事が達成する直前で失敗してしまうことのたとえ。船が、せっかく波打ち際まで来て難破してしまうという意から。
川口で船を破る
かわぐちでふねをわる
成功の直前で失敗することのたとえ。長い航海を終えて港付近の川口で難破するという意から。また、出航時に川口で船を損なうという意から、物事の出だしで失敗することのたとえ。
癇癪持ちの事破り
かんしゃくもちのことやぶり
気短な人間は少しのことでも怒り出して、決まりかけた話や計画を台無しにしてしまうことがあるということ。
国破れて山河在り
くにやぶれてさんがあり
戦乱で国が滅びても、自然の山や川はもとのままの姿で存在しているということ。
山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難し
さんちゅうのぞくをやぶるはやすくしんちゅうのぞくをやぶるはかたし
山中にいる賊を討伐するのは簡単だが、心の中の邪念に打ち勝つのは難しいというたとえ。
序破急
じょはきゅう
物事の始めと中と終わりのこと。また、緩急の変化のこと。舞楽や能楽などを構成する三区分の名称から。
破瓜
はか
女性の十六歳のこと。また、男性の六十四歳のこと。瓜の字を二つに破ると二つの八の字になり、八と八を足すと十六、八と八を掛けると六十四になるということから。
破瓜の年
はかのとし
瓜の字を二つに破ると二つの八の字になり、八と八を足すと十六、八と八を掛けると六十四になるということから、女性の十六歳、または男性の六十四歳のこと。
破鏡再び照らさず
はきょうふたたびてらさず
夫婦など、いったんこわれた男女の仲はもとにはもどらないというたとえ。離れて暮らさなければならなくなった夫婦が愛情の証として、鏡を半分に割ってそれぞれを持っていたが、妻が浮気したため、その妻の鏡がカササギとなって夫のもとへ舞い戻り、不義が知れて離縁になったという中国の故事から。
伯牙琴を破る
はくが ことをやぶる
心の通じ合った無二の親友と死別して悲観にくれるたとえ。中国、春秋時代に琴の名手の伯牙が、その琴の音を理解してくれた友人鐘子期の死後、二度と琴を弾かなかったという故事から。
横紙破り
よこがみやぶり
自分の考えを無理に押し通すこと。また、そういうことをする人。和紙は縦に目が通っているため、横には破りにくいが、それを無理やり横に破ることから。
落花枝に返らず破鏡再び照らさず
らっかえだにかえらず はきょうふたたびてらさず
一度こわれた男女の仲は、再びもとに戻ることはないというたとえ。散り落ちた花は再びもとの枝に返ることはなく、割れた鏡は再び物をうつすことはできない意から。
破れ鍋に綴じ蓋
われなべにとじぶた
どんな人にも、似合いの相手がいるというたとえ。また、似たもの同士が一緒になればうまくいくということ。割れた鍋には、それに合う修理した蓋があるという意から。