日本で一般的に用いられている「書き順(筆順)」「書き方」の紹介・解説です。
こちらの練習帳は営利・非営利問わず無料でご利用いただけます。作成したファイル・印刷物の配布につきましても、別途許諾の必要はございません。教育や学習に幅広くお役立ていただけると幸いです。
漢字「疏」の意味:
1. とおす。とおる。つうじる。水がとおる。
水や物が通り抜ける様子を表し、物事がスムーズに流れること。また、情報や考えが伝わることを指す。
例:川の水が疏通している。
例文:川の水は、雪解けとともに疏通し、流れが速くなった。
2. うとい。うとむ。親しくない。理解していない。
人や物事に対して疎遠であったり、興味を持てなかったりする状態を表します。
例:彼とは疏遠な関係だ。
例文:彼女はこの分野に疏く、専門的なことはよく分からないと言っていた。
3. あらい。大ざっぱ。粗末な。
精緻さや繊細さに欠け、粗雑である様子を表します。
例:作業が疏い。
例文:この資料は疏い内容で、もっと詳しく説明が必要です。
4. おろそか。いいかげん。
注意を怠ったり、適当に物事を進めたりすることを表す。
例:疏かにしてはいけない。
例文:この仕事は非常に重要なので、決して疏かにしてはいけない。
5. まばら。
物がばらばらに存在する様子を指します。
例:疏らな草が生えている。
例文:公園には疏らに花が咲いていて、散策するのが楽しかった。
6. 箇条書きにする。
情報や要点を整理して、わかりやすい形で列挙することを指します。
例:事項を疏にする。
例文:会議の内容を疏にして、参加者に配布した。
7. ふみ。手紙。
手紙や文書を指す古い言い回しとして使われます。
例:疏にする。
例文:彼女からの疏には嬉しい言葉が綴られていた。
8. 解きあかす。
難しい問題や謎を明らかにすることを指します。
例:真相を疏にする。
例文:彼は難解な謎を見事に疏にしたことで、周囲から賞賛された。