日本で一般的に用いられている「書き順(筆順)」「書き方」の紹介・解説です。
こちらの練習帳は営利・非営利問わず無料でご利用いただけます。作成したファイル・印刷物の配布につきましても、別途許諾の必要はございません。教育や学習に幅広くお役立ていただけると幸いです。
漢字「元」の意味:
1. もと。おおもと。根本。
この意味は、物事の基盤や起源を指します。例えば、「元に戻す」(もとにもどす)や「元気」(げんき)など、「元」は物事の起点を示す語として使われます。
2. はじめ。最初。
事物の始まりや最初の状態を表します。例として「元年」(がんねん)は新しい年の最初の年を指し、「元日」(がんじつ)はその年の最初の日を意味します。
3. こうべ。あたま。
古典的な使用法として、身体の上部や頭部を指すことがあります。「元首」(げんしゅ)は国家のトップや指導者を指します。
4. おさ。かしら。つかさ。
「元」はリーダーや責任者を表す場合もあり、「元老」(げんろう)は長年の経験を持つ賢者や重職の人を指す語です。
5. 大きい。
「元」は大きさや規模を表すことがあり、特に物事の重要性や影響力を強調する際に使われます。「元気」での「元」は力強さや大きさの象徴としても使われる。
6. 年号。
日本の元号として使われ、「元号」は特定の年を表す言葉であり、例として「令和元年」(れいわがんねん)は令和の最初の年を意味します。
7. 中国の王朝の名。
歴史的に、中国の元朝(げんちょう)を指し、モンゴル帝国によって統治された時代を表しています。この時代の文化や歴史は、現在でも十分に研究されています。
8. 中国の貨幣の単位。
「元」は中国で使われている通貨の単位で、現在でも日常的に使用されています。「人民元」(れんみんげん)など、中国国内で一般的に流通している通貨の代表的な名称です。