日本で一般的に用いられている「書き順(筆順)」「書き方」の紹介・解説です。
こちらの練習帳は営利・非営利問わず無料でご利用いただけます。作成したファイル・印刷物の配布につきましても、別途許諾の必要はございません。教育や学習に幅広くお役立ていただけると幸いです。
漢字「素」の意味:
1. しろぎぬ。白地の絹。
例:素の絹(そ の きぬ)は、装飾が施されていないシンプルな白い絹のことを指します。この絹は、古来より衣服や布地に多く用いられてきました。
例文:彼女は素の絹を使って、優雅なドレスを作った。
2. しろい。白色。
例:素色(すいろ)は、特に装飾のない純粋な白色を表します。様々な分野で「素」の概念が取り入れられています。
例文:その花は素色の花びらを持っていた。
3. ありのまま。飾り気のない。
例:素の状態(す の じょうたい)は、何も加えられていない本来の形や姿を意味します。自己表現や自然体を重視する際に使われます。
例文:彼は素の自分を見せることを恐れなかった。
4. もと。はじめ。もととなるもの。
例:素因(そいん)とは、ある事象の原因や根本を指します。物事の基本や出発点に焦点をあてる際に用います。
例文:その素因を理解することが、問題を解決する鍵となる。
5. もとより。はじめから。
例:素より(もとより)とは、最初から言及されていることを強調する表現です。事前に期待されていたことなどを説明するのに適しています。
例文:素より彼はこのプロジェクトに賛成していた。
6. 粗末な。簡単な。
例:素朴(そぼく)は、複雑ではなく、素直であることを表す言葉です。シンプルさや自然な美しさを強調する際に使われます。
例文:彼は素朴な料理を楽しんでいる。