日本で一般的に用いられている「書き順(筆順)」「書き方」の紹介・解説です。
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漢字「質」の意味:
1. もと。根本。中身。内容。
- 例:質が高い(しつがたかい) - これは商品の内容や品質が優れていることを示します。
- 例:質的変化(しつてきへんか) - 物事の中身や本質が変わることを指します。
- 例:質疑応答(しつぎおうとう) - 質問とそれに対する回答のやりとりを意味します。
2. たち。もちまえ。生まれつき。
- 例:質素(しっそ) - 装飾が少なく、飾り気のない様子を意味します。質素な暮らし。
- 例:質感(しつかん) - 物の表面の質や感触を表す言葉。木材の質感が良い。
- 例:生まれ持った質(うまれもったしつ) - 天性や性格、特性のことを言います。
3. ありのまま。飾り気がない。
- 例:素朴な質(そぼくなしつ) - 人や物事が自然で素直であることを指します。
- 例:質実剛健(しつじつごうけん) - 質素であり、実直で強い様子。質実剛健な精神を持つ。
- 例:ありのままの質(ありのままのしつ) - 偽りのない本当の自分や状態を示します。
4. ただす。問いただす。
- 例:質疑(しつぎ) - 質問を行う行為。その内容を明確にすることを意図しています。
- 例:質点(しつてん) - 物理学において、質量を持つ点状の物体を指す。質点の運動。
- 例:質疑応答の時間(しつぎおうとうのじかん) - セミナーや講演会での質問を受け付ける時間。
5. しち。抵当。
- 例:質屋(しちや) - 特定の品物を担保にお金を貸し出すお店。質屋で品物を預けた。
- 例:質権(しちけん) - 借金の返済を確保するために物件に対して設定される権利。
- 例:質入れ(しちいれ) - 物品を質屋に預け、借金をする行為。
6. しちに入れる。
- 例:質に入れる(しちにいれる) - 担保や抵当として物を預けることを指します。質に入れることでお金を得た。
- 例:質的向上(しちてきこうじょう) - ものの質を高めること、またはその過程を意味します。
- 例:質が劣る(しつがおとる) - 他の物と比べて質が低いこと。質が劣る商品は避けたい。